"女"遺品整理士の奮闘記

様々な遺品整理の現場を体験してきた、女性スタッフ目線の苦労話を公開!

施設入居に伴う片付け

施設入居が決まり住まなくなった平屋の賃貸物件の片付け

今回は病気で施設入居が決まった方のご家族の方からの依頼でした。

遠方にお住まいのご家族の方、なかなか様子を見に来ることが出来ない為、施設入居を決めたそうです。

平屋で、二部屋と、キッチン、お風呂、トイレの、物件だったのですが、一人暮らしといってもなかなか、荷物がたくさんあるものです。大きなタンスがあったり、布団や毛布がたくさんあったり、

食器棚があったり、カップラーメンなどの食品のストックや、洗剤などのストックもたくさんありました。

近所に住んでいる方が、

「一人暮らしだったのに結構荷物があるんですね。」と驚いていました。

そして

「私も一人暮らしなんですが、すぐ片付けが出来るように、タンスとかの大きい家具は、

もう全て処分して、片付けの時大変な思いをしないように暮らしているんです。」

という話をしてくれました。

 

必要最低限の物で生活

必要最低限の物で生活するのは、なかなか難しい事だと私は思います。

片付けの仕事をしていると、

「買い物に行くのが大変だから」とつい多めに予備を買ってしまったり、

「いつか使うかもしれない・・・」また買うことにならないように、取っておこうと思って捨てられなかったり、というお話はよくお聞きします。

ですが、今回お会いした、必要最低限の物で生活しているという方に、お話しを聞ける機会はなかなか、無かったので勉強になりました。

自分で整理をするにしても、誰かが整理するにしても大変な思いをしないように、という気持ちから、実際に必要最低限の物で生活が出来るのは素晴らしい事だと思います。

 

・たくさんの予備品を買わずに済みます

・物がないので掃除も簡単です

・引っ越しなどの移動の時も荷造りが簡単に出来て、引っ越しの費用も安く済みます

・自宅での介護をお願いする時もスムーズに介護環境を整えられる

など利点がたくさんあります。

私も今の生活環境見直してみようと思えた出会いでした(^^)

 

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